読書雑感 2019年
(2019年1月)
1.「不動産投資<実録ウラ話>」小嶌大介:著(ぱる出版)
成功事例より失敗事例の方が教訓になるし、勉強になる。ということで、日経の広告を見て取り寄せたのだが、プロの立場からすると、それは失敗しますヨ・・・。参考にはならないが、しかし、不動産投資は結構な借金をするのだが、スルガ銀行のように秩序なく融資をする金融機関の責任も重いことヨ。
(2019年2月)
2.「知らない人を採ってはいけない」白潟敏朗:著(KADOKAWA)
これからは「リファラル採用」が世界基準となり、アメリカでは採用経路の28%を占め
トップだと言うには驚いた。要するに昔ながらの縁故採用である。確かに、採用コストが大幅に削減され、社員の定着率向上に繋がる。
その為のノウハウを説明してあるが、ウーム・・・。
3.「0(ゼロ)秒経営」星崎尚彦:著(KADOKAWA)
8年連続赤字のメガネスーパーの再建を2013年6月から任され その3年後 見事に黒字化を果たす。その秘訣は即断・即決・即実行の「アクション会議」。要するにPDCAを超高速で廻すのだが、当初10人位でスタートしたのが、今は毎週月曜日の昼から200名で10時間休憩なしのぶっ通し!
即断・即決・即実行できると凡人が非凡になっていく奇跡。
評論家ではなく実践した社長に脱帽。
(2019年3月)
4.「セゾン・堤清二が見た未来」鈴木哲也:著(日経BP社)
バブルの頃迄 西武百貨店を中心に堤清二率いるセゾングループは間違いなく日本の文化をリードしていた。
そして彼の遺産である無印良品、パルコ、ロフト、ファミリーマートは今でも業界でその地位を保っている。
特に僕個人としては当時のスーパー西友のPB(プライベートブランド)であった無印良品が生まれた経緯は興味深い。
無印の命名に全てが現れている。バブルの頃の西武百貨店の「おいしい生活」のキャッチコピーは糸井重里。
彼らを育てたのも堤清二だ。
そしてバブル崩壊と共に経営者としては散った・・・。
5.「地主の参謀」:松本隆宏著(エベレスト出版)
地主さんの囲い込みの為の組織を立ち上げこれから活動しようと準備をしているので購入したが・・・。
ネットで注文すると失敗するなァー。
出版社のチェックも必要ですなァー。
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