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2022年4.月 映画鑑賞記

1.「オペレーションミンストール」
監督は「恋におちたシェークスピア」のジョン・マッデン、主演は「英国王のスピーチ」でアカデミー賞主演男優賞のコリン・ファース。
時は第二次世界大戦、まだナチスドイツが優勢の頃、イギリス軍はドイツ軍を撹乱する為の計画とを立てる。あろうことか「イギリス軍のギリシャ上陸計画」の秘密文書を死体に忍ばせ、地中海に流しドイツ軍ヒトラーを騙そうという奇策である。これにチャーチルが乗りそして成功する。
実話だからこそ成程!久しぶりにこういう英国映画を観ると、ハリウッドに比べほっとする。
★★★★

2.「ナイトメア・アリー」
監督 ギレルモ・デル・トロの前作「シェイプ・オブ・ウィーター」は見逃してしまった。
今回の主役はアカデミー賞候補4度のブラッドリー・クーパー。脇をケイト・ブランシェット、ウィレム・デフォー他が固める。
若きブラッドリー・クーパーが、怪しげなカーニバルからデビューし高級なショークラブのスターにのし上がる。そのタネはと言えば、ことば巧みに相手の心理を読み悩みを解消するという触れ込み。
ショーで終わってしまえばお遊びだがあろうことか、謎の精神科医ケイト・ブランシェットが絡み金を持っている客の素性を調べ巧みに金を稼ぐ。そして事件。妻も去り、警察に追われるクーパーがたどり着いたのは、別のカーニバル。団長に売り込むが追い出されそうになり、そこで一言かけられる。若きクーパーが、怪しげなカーニバル団長ウィレム・デフォーに尋ねたことだ。どうしたら人間か獣か正体不明な生き物を作り出せるのかと。
そして全く同じことばがクーパーにかけられたのだ。そこで映画は終わる。
観客の我々はもう結末が分かる。そして、クーパーがこの道に来ずとも良かったチャンスは幾らでもあった。優しい妻を去らせたのはクーパー自身である。
クーパーの姿は観ている我々自身ではなかろうか・・・。
★★★★
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2022年04月23日 14:45
Posted by 比嘉ブラック社長
Comments(0)映画鑑賞記
 
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