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3月の映画鑑賞記

1.「恋とニュースの作り方」
ベッキーは田舎のTVプロデューサーを首になるが、ニューヨークで仕事を得る。しかし、低視聴率にあえぐ番組の人気を回復せねば番組は打ち切り。伝説のアンカーマン(ハリソン・フォード)、お局キャスター(ダイアン・キートン)とオジさん・オバさんの板挟の中、さてどうする?ハリソン・フォードが最後に良い味を出す。カップルで見るにはいいかも。
★★★

2.「ヒァ・アフター」
イーストウッド監督の映画ならイの一番で飛んで行くのだが、今回は何しろテーマが来世(ヒァ・アフター)だから少し躊躇を。三つの違う街の物語が最後に交錯する。パリから東南アジアにバカンスに来た女性ジャーナリストが大津波に襲われ臨死体験をする。パリに戻っても、気が乗らず番組を休番させられる。そんな折、彼女は臨死体験を本にしようとする。パリの出版社は断るが、ロンドンの出版社が手を上げ、ロンドンのブックフェアに行く。二人目はサンフランシスコに住む霊媒師(マット・デイモン)。彼はその才能を忌み嫌い倉庫で働いている。しかし、リストラの為独身の彼がその対象になる。退職金で彼は大好きなロンドンのディッケンズの生家を尋ね、そしてブックフェアに出掛ける。三人目はロンドンに住む双子の男の子。賢い兄は、母親の薬を買いに行った帰りに交通事故で死んでしまう。母親は薬中毒の為、残った弟は里親に預けられる。死んだ兄を思い霊能師を尋ねるが皆インチキだと解る。そして、ブックフェアに行く。そこで三者が偶然遭遇し、ラストはマット・デイモンとパリのジャーナリストの未来を暗示して終わる。どうも、今迄のイーストウッド監督作品とはタイプが違うがまあ悪くは無い。
★★★★

3.「ゲゲゲの女房」
東北巨大地震の後の日曜日の夜、気がめいっているので貧乏夫婦の物語でも見ると少しは力が・・・と見た。NHKの朝ドラで人気が出たがTVよりこちらが数段上。女房の吹石一恵が良く、水木しげる役の宮藤官九郎の味も良し。全く知らない他人が年だからと見合いで結婚をし、しょうが無いから口をきき、そして、愛を感じ始め、本当の愛になった。
★★★

4.「トゥルー・グリット」
ジョエル&イーサン・コーエン兄弟の新作。ハリウッドを牛耳っているのはユダヤ資本だがこの才能ある兄弟も又そうだ。僕は「ファーゴ」が一番面白かった。さて、今年のアカデミー賞にいろいろノミネートされたこの作品、主役のジェフ・ブリッジスと14才の子役のジョシュ・ブローリンの存在感は大きい。マット・デイモンは影が薄いなァー。父親を殺された娘が保安官を雇い犯人を追いかける。ただそれだけのストーリーをコーエン兄弟が独特の影像で独特の理屈をつける映画。あの西部劇スター ジョン・ウエインがこの映画のオリジナル「勇気ある追跡」でオスカーを取ったのは功労賞だったとしてもあの映画は実にシンプルだった。
★★★

5.「RED」
 イヤ、痛快な映画。まるでB級映画のノリ。しかし、役者は一流ですぞ。ブルース・ウィルス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチにヘレン・ミレン。彼らがCIAやMI6の元スパイで定年引退組。R・E・Dとは引退した超危険人物という意味らしいがそれは映画を見たら分る。ブルース・ウィルスが声をかけたらしいがこれは出演者が一番楽しんでいるなァ。1時51分も良い長さ。面白い。
★★★★

6.「悪魔を見た」
何とも又、すさまじい韓国映画である。ハンサム俳優イ・ビョンホンは国家情報院の捜査官。あろうことか、彼の婚約者がある雪の日の夜、タイヤがパンクして殺人鬼に襲われる。この殺人鬼、女性をいとも簡単に殺して切り刻む。復讐に燃える捜査官は遂に犯人を捕えるが、GPSチップとマイクの入ったカプセルを飲み込ませ泳がせる。彼が新たな犯行を起こそうとすると阻止し、徹底的に痛め付ける。婚約者の受けた苦しみの仕返し。しかし殺人鬼が反撃に廻る。この二人の暴力の連鎖が見るに耐えない。「息もできない」にしろ、韓国は家庭内暴力が根底に流れ、この国の未来を危惧する。2時間24分は長い。
★★★





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子供の頃から映画大好き人間。業界では知る人ぞ知る。
中3の高校受験の時は、月に50本を見た事も。今でも年に5~60回は映画館に足を運ぶ。

【評価】
 ★★★★★ 傑作。見逃すと後悔するぞ!
 ★★★★   お勧め!映画館に走ろう!
 ★★★    それなりに面白い。
 ★★      お暇ならどうぞ。
 ★       金と時間のムダ。
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2011年03月25日 14:22
Posted by 比嘉ブラック社長
Comments(0)映画鑑賞記
 
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