9月の映画鑑賞記
1.「サンクタム」
南太平洋の熱帯雨林の奥地にある洞窟(どうくつ)。そこは地球上最後の未到の聖域(サンクタム)である。そこを探検して学会に発表するチームにフランク親子も参加する。アバターのジェームズ・キャメロンがこの作品を次世代3Dにしたというので見た。
新都心のシネコンが3連休で一杯だ。30分並んで途中から見たのだが、特に3Dに感心するわけでもなし。物語は、大人になっても甘えん坊の伝説の探検家の息子や、身勝手な探検隊の連中。地上の嵐で洞窟に大量の水が流れ込みサバイバルの戦いが始まるが、皆身勝手で死んで行き、息子一人生き残る。何の感動も無い。
★★
2.「ツリーオブライフ」
カンヌ国際映画祭の最高賞受賞作品。主役がブラッド・ピットにショーン・ペン。そして監督はテレンス・マリック。とくると期待はするワナ。しかし、これがまぁ何とつまらん映画だ。脚本も兼ねたテレンス・マリックがアメリカ絶頂期の1950年代のテキサス舞台に作った父と息子の葛藤を描いている。当時のアメリカは、典型的な父権社会だ。父親が絶対的な権力を持ち、家族は従うしか無い。そして、次男が事故で死ぬ。根底にあるキリスト教の禅問答(?)が今いち理解できぬ。流石に僕は途中で席を立った。この監督の「シン・レッド・ライン」も映画祭で賞を貰ったが僕にはつまらん映画であった。
★★
3.「アジョン」(韓国)
韓国で昨年度№1のヒット作というので上映最後の日に見た。イヤハヤ凄い。主演のウォンビンが自らの肉体を鍛え上げほとんどスタントなしに演じたそうだ。闘う相手は韓国マフィアに中国マフィア。過去に軍の特殊工作員だった男は、妊婦の妻を組織に殺されそれ以来笑う事も無くひっそりと質屋を営んでいる。同じ建物にダンサーの女の小さな娘がやたらとアジョン(おじさん)と呼びなつく。母親が組織の麻薬を盗んだ事で少女が誘拐される。彼はいつの間にかひとりで組織に立ち向かい救出に向かうが・・・。臓器売買や眼をそむけたくなる残虐なシーンが多いが、韓国の女性は気にしないのだろうナ。ラストはホロリと来ますぞ。
★★★★
4.「ハンナ」
16歳の少女ハンナがフィンランドの山奥で狩りをするシーンから始まる。大鹿に弓を射るが心臓を外してゴメンねと謝り止めをさす。ラストシーンに又同じセリフ。但し相手は人間だ。さて、ハンナは小さい時から父に闘う技を鍛えられる。しかし、その出生はCIAが胎児の時からDNA操作で殺人マシーンを作るという生まれつきの宿命であった。いかにもCIAならアメリカの為にやり兼ねないと思わせる所は悕い。そして、ハンナも父もフィンランドを出る。モロッコ、スペインそして、父との待ち合わせのベルリンに着く。ケイト・ブランシェットの冷徹なCIAのスパイぶり。芸達者は流石。しかし、こんな16才の殺し屋が居るハズが無いと思いたいけど…。
ハンナ演ずるシアージャ・ローナンが可愛いから★★★★
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子供の頃から映画大好き人間。業界では知る人ぞ知る。
中3の高校受験の時は、月に50本を見た事も。今でも年に5~60回は映画館に足を運ぶ。
【評価】
★★★★★ 傑作。見逃すと後悔するぞ!
★★★★ お勧め!映画館に走ろう!
★★★ それなりに面白い。
★★ お暇ならどうぞ。
★ 金と時間のムダ。
南太平洋の熱帯雨林の奥地にある洞窟(どうくつ)。そこは地球上最後の未到の聖域(サンクタム)である。そこを探検して学会に発表するチームにフランク親子も参加する。アバターのジェームズ・キャメロンがこの作品を次世代3Dにしたというので見た。
新都心のシネコンが3連休で一杯だ。30分並んで途中から見たのだが、特に3Dに感心するわけでもなし。物語は、大人になっても甘えん坊の伝説の探検家の息子や、身勝手な探検隊の連中。地上の嵐で洞窟に大量の水が流れ込みサバイバルの戦いが始まるが、皆身勝手で死んで行き、息子一人生き残る。何の感動も無い。
★★
2.「ツリーオブライフ」
カンヌ国際映画祭の最高賞受賞作品。主役がブラッド・ピットにショーン・ペン。そして監督はテレンス・マリック。とくると期待はするワナ。しかし、これがまぁ何とつまらん映画だ。脚本も兼ねたテレンス・マリックがアメリカ絶頂期の1950年代のテキサス舞台に作った父と息子の葛藤を描いている。当時のアメリカは、典型的な父権社会だ。父親が絶対的な権力を持ち、家族は従うしか無い。そして、次男が事故で死ぬ。根底にあるキリスト教の禅問答(?)が今いち理解できぬ。流石に僕は途中で席を立った。この監督の「シン・レッド・ライン」も映画祭で賞を貰ったが僕にはつまらん映画であった。
★★
3.「アジョン」(韓国)
韓国で昨年度№1のヒット作というので上映最後の日に見た。イヤハヤ凄い。主演のウォンビンが自らの肉体を鍛え上げほとんどスタントなしに演じたそうだ。闘う相手は韓国マフィアに中国マフィア。過去に軍の特殊工作員だった男は、妊婦の妻を組織に殺されそれ以来笑う事も無くひっそりと質屋を営んでいる。同じ建物にダンサーの女の小さな娘がやたらとアジョン(おじさん)と呼びなつく。母親が組織の麻薬を盗んだ事で少女が誘拐される。彼はいつの間にかひとりで組織に立ち向かい救出に向かうが・・・。臓器売買や眼をそむけたくなる残虐なシーンが多いが、韓国の女性は気にしないのだろうナ。ラストはホロリと来ますぞ。
★★★★
4.「ハンナ」
16歳の少女ハンナがフィンランドの山奥で狩りをするシーンから始まる。大鹿に弓を射るが心臓を外してゴメンねと謝り止めをさす。ラストシーンに又同じセリフ。但し相手は人間だ。さて、ハンナは小さい時から父に闘う技を鍛えられる。しかし、その出生はCIAが胎児の時からDNA操作で殺人マシーンを作るという生まれつきの宿命であった。いかにもCIAならアメリカの為にやり兼ねないと思わせる所は悕い。そして、ハンナも父もフィンランドを出る。モロッコ、スペインそして、父との待ち合わせのベルリンに着く。ケイト・ブランシェットの冷徹なCIAのスパイぶり。芸達者は流石。しかし、こんな16才の殺し屋が居るハズが無いと思いたいけど…。
ハンナ演ずるシアージャ・ローナンが可愛いから★★★★
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子供の頃から映画大好き人間。業界では知る人ぞ知る。
中3の高校受験の時は、月に50本を見た事も。今でも年に5~60回は映画館に足を運ぶ。
【評価】
★★★★★ 傑作。見逃すと後悔するぞ!
★★★★ お勧め!映画館に走ろう!
★★★ それなりに面白い。
★★ お暇ならどうぞ。
★ 金と時間のムダ。
2011年09月30日 09:21