1月の映画鑑賞記
子供の頃から映画大好き人間。業界では知る人ぞ知る。中3の高校受験の時は、月に50本を見た事も。今でも年に5~60回は映画館に足を運ぶ。
1.「源氏物語」
今に残る世界最古の小説、そして今尚、幾多の作家がそれぞれの翻訳の現代版を出版している。東北大震災の後、日本移住を決めたドナルド・キーン氏が、日本文学を研究するきっかけになったのも英訳版を読んでから。さて、光源氏が名だたるプレイボーイである事は誰もが知っている。しかし、紫式部が何故この物語を書いたかは知られていない。そこに、藤原道長や阿部清明をからませ、紫式部と物語の二つの世界が交錯する。1000年前の物語、どちらが虚か実か。源氏物語入門編としてはこの映画仲々面白い。日本の美しい風景と、華麗な平安王朝も見もの。
★★★
2.「エンディングノート」
特別に期待して見たわけでもない。娘が撮った家族と、末期ガンと告知された父の死ぬ迄の6ケ月間の記録である。父親は砂田知昭、享年69歳。東京のある会社の専務であった。段取りに全てを懸け会社の成長を支えた男。しかし死を前にして、こんなにも明るく、冷静に振舞えるのだろうか。死ぬ前にするべき事を10あげて、その通り実行していく。家族も皆明るい。仕事人間の男を支えた妻も素晴らしいが、何よりも孫の存在がこんなにも生きる糧を与えてくれるとは。60歳以上、それに近い人は必見。ドキュメンタリーでは珍しく
★★★★★
3.「ニューイヤーズ・イブ」
プリティウーマンのゲーリー・マーシャル監督作品。新年の第一号の出産に与えられる賞金2万5000ドルを狙う二組の夫婦。タイムズ・スクウェアのニューイヤー・カウントダウンのドロップボールをもう一度見て死にたいガン患者(ロバート・デ・ニーロ)、その看護婦(ハル・ベリー)、大晦日にレコード会社を辞め、その日でやりたい10の願望を書いた女(ミシェル・ファイファー)、15歳のひとり娘がタイムズ・スクウェアのカウントダウンに行く事を好まない母親(サラ・ジェシカ・パーカー)、そしてニューイヤーズ・イブの大イベントの責任者(ヒラリー・スワンク)、1年前に偶然出会い、果たして今日再会できるかという男女、超有名歌手とイベント専門のケータリング会社の女社長の恋の行方は?たった一日の群像劇をテンポが早く物語が進む。大晦日にカップルで見るのに最高の映画。僕が見たのは1月22日。チト遅かったか。それも一人で。ところで、タイムズ・スクウェアのカウントダウンのタワーにTDKのネオンサインがあり、時計の上下にTOSHIBAが何度も大きく写る。大変な宣伝だ。
★★★★
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子供の頃から映画大好き人間。業界では知る人ぞ知る。
中3の高校受験の時は、月に50本を見た事も。今でも年に5~60回は映画館に足を運ぶ。
【評価】
★★★★★ 傑作。見逃すと後悔するぞ!
★★★★ お勧め!映画館に走ろう!
★★★ それなりに面白い。
★★ お暇ならどうぞ。
★ 金と時間のムダ。
1.「源氏物語」
今に残る世界最古の小説、そして今尚、幾多の作家がそれぞれの翻訳の現代版を出版している。東北大震災の後、日本移住を決めたドナルド・キーン氏が、日本文学を研究するきっかけになったのも英訳版を読んでから。さて、光源氏が名だたるプレイボーイである事は誰もが知っている。しかし、紫式部が何故この物語を書いたかは知られていない。そこに、藤原道長や阿部清明をからませ、紫式部と物語の二つの世界が交錯する。1000年前の物語、どちらが虚か実か。源氏物語入門編としてはこの映画仲々面白い。日本の美しい風景と、華麗な平安王朝も見もの。
★★★
2.「エンディングノート」
特別に期待して見たわけでもない。娘が撮った家族と、末期ガンと告知された父の死ぬ迄の6ケ月間の記録である。父親は砂田知昭、享年69歳。東京のある会社の専務であった。段取りに全てを懸け会社の成長を支えた男。しかし死を前にして、こんなにも明るく、冷静に振舞えるのだろうか。死ぬ前にするべき事を10あげて、その通り実行していく。家族も皆明るい。仕事人間の男を支えた妻も素晴らしいが、何よりも孫の存在がこんなにも生きる糧を与えてくれるとは。60歳以上、それに近い人は必見。ドキュメンタリーでは珍しく
★★★★★
3.「ニューイヤーズ・イブ」
プリティウーマンのゲーリー・マーシャル監督作品。新年の第一号の出産に与えられる賞金2万5000ドルを狙う二組の夫婦。タイムズ・スクウェアのニューイヤー・カウントダウンのドロップボールをもう一度見て死にたいガン患者(ロバート・デ・ニーロ)、その看護婦(ハル・ベリー)、大晦日にレコード会社を辞め、その日でやりたい10の願望を書いた女(ミシェル・ファイファー)、15歳のひとり娘がタイムズ・スクウェアのカウントダウンに行く事を好まない母親(サラ・ジェシカ・パーカー)、そしてニューイヤーズ・イブの大イベントの責任者(ヒラリー・スワンク)、1年前に偶然出会い、果たして今日再会できるかという男女、超有名歌手とイベント専門のケータリング会社の女社長の恋の行方は?たった一日の群像劇をテンポが早く物語が進む。大晦日にカップルで見るのに最高の映画。僕が見たのは1月22日。チト遅かったか。それも一人で。ところで、タイムズ・スクウェアのカウントダウンのタワーにTDKのネオンサインがあり、時計の上下にTOSHIBAが何度も大きく写る。大変な宣伝だ。
★★★★
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子供の頃から映画大好き人間。業界では知る人ぞ知る。
中3の高校受験の時は、月に50本を見た事も。今でも年に5~60回は映画館に足を運ぶ。
【評価】
★★★★★ 傑作。見逃すと後悔するぞ!
★★★★ お勧め!映画館に走ろう!
★★★ それなりに面白い。
★★ お暇ならどうぞ。
★ 金と時間のムダ。
2012年01月17日 12:52