沖縄　家

6月１８日（月）
朝早く起きたのでホテルロビー階のスターバックスでコーヒーを飲む。0830Hiltonを出る。川副君は昨晩自宅に戻り、迎えに来た。ゴルフバックを積み込み約１時間後、ゴルフコースHIDDENBROOKEに着く。アーノルドパーマーが設計との事。LＰＧＡを開催した位だから良いコースだろうが、最近の不景気の影響はこのゴルフコースにもあるようで、お客さんは少なそうだ。まぁ今日は月曜日だしね。しかしまぁ、初めてのコースで全く予想しない所にクリーク（小川）はあるわ、ブッシュに打ち込むと球は見つからないわ、皆、散々のゴルフであった。小生なんか球を最初の４ホールで毎回１つずつ無くし、計６つの球を失った。あとで川副君に文句を言うと、コースガイドをあげただろうと反論された。キミねー、最初にブッシュに入れロストボールで11も叩いた人にコースガイドを見る暇なんかあるカイナ。結局とんでもないスコアですヨ、122！Ｙ嬢がキャハハッと喜ぶわいな、これでは・・・。
ホテルに戻りシャワーを浴びたり、原稿を書いたり・・・。1700ロビー集合。川副君が一時間程、サンフランシスコ市内をドライブしながら案内。中華街を通り、かの有名なLombard Streetの坂上で我々７名を降ろし、徒歩で下る。川副君は坂下で我々を車で待つ。Ｓ字型のカーブの道で、両脇には高級住宅街。そしてＳ字カーブの道の間には季節の花が咲いている。アメリカ人の感性の素晴らしさはこの一画の街づくりで分かる。僕はサンフランシスコはもう７～８回位だと思うが、本当にきれいな街だ。映画は「ブリット」「ダーティーハリー」「チャイナタウン」とくるが、やはり青春時代の「卒業」ですナ。ダスティンホフマンが車でエレンを追うベイ・ブリッジ。サイモンとガーファンクルのあの曲にはしびれた。そしてダスティンホフマンの教会での“エレーン！”のあの泣き叫び声。教会から二人は逃げ去ったが幸せになっただろうか。
1800Fishermans Walfのレストランで夕食。イタリア系が切り開いた小さな港町がアメリカでも名だたる観光地になった。しかし、意外とレストランのワインは安いのだ。そこが中国は例外としても沖縄とも日本とも違う。オイスターとシャルドネ（白ワイン）から始まり、シーフードなのでもう１本辛口の白、そして赤を今日は３種類飲み干した。30分程PIER39で買い物。僕はHardRockCafeでキンキラのＴシャツを２枚購入。時間があるのでBarでマティーニを１杯。皆でHiltonに戻っても未だ2115。Barで軽く飲もうかと當間夫妻に下田君と小生の４名。ジントニック１杯を飲み早々と部屋に戻り、小生は原稿書き。

6月１９日（火）
0630起床。30分間入念に体操をする。0700同室の下田君起きる。0830ホテル発0945HALF MOON BAY GolfCourse着。昨日のコースもそうだが、有名なアーノルドパーマー設計。バタバタと準備をして1010１組目スタート。川副君の息子Jasonも加わり、上手な男４名が先ずスタート。その10分後、女性３名と小生の組だ。何故、小生のみ男かと？それは下手だから？世話上手だから？さて、女性組で黄色Tea（シニア）から廻った。イヤー、これは楽だ。ほとんどが２or３onだ。ところがサンフランシスコの太平洋のリンクスコースの特徴でグリーンが速い、速い。毎ホール３とか４パットを叩き、パット数が何と50以上！スコアは105だから半分はパットだ。しかし、この４日間で３度ゴルフをするなんて疲れた。川副君に全て段取りをして貰ったが、親しき仲間と小生の腕前はさておいて楽しい経験をした。プレイが終わり、クラブハウスのBarで成績発表。第一位みどりさんに第二位に旦那ですよ。當間夫妻は上手！！その後１時間余車で走り川副家へ。奥さんのマーシーが手料理で我々７名を歓待してくれた。一緒にゴルフをプレイした息子のJason家族も勢揃い。マーシーの美味しい手料理にワイン、そして全員の笑顔。今回の目的が叶いました。感謝。楽しいひと時を終え、ホテルに戻ったのが2030。シャワーを浴びて１時間後にみどりさんにマミーさんと３名で近くのBarに出かけようとブラブラしながら適当な店で１～２杯ずつ飲み2300ホテルに戻る。しかし、これから事件が・・・。2883号室の部屋が開かない。向かいの部屋のみどりさんといろいろ工夫をしたりドアをドンドン叩いても同室の下田君は全く反応なし。フロントに降りその旨を伝えると、クリーニング代を払ってないからだと黒人のオバサンが言う。チェックアウト時に払うのではと聞くと、旅行代理店がクレジットカード登録をしてないからだと。16ドルを払うとカードキーを渡す。部屋に戻ってカードキーを差し込んでも開かない。再度その旨を言うとこの黒人のフロントは自分の仕事では無いと言う。日本で考えられますか？個人主義もここ迄来ると、君は働く資格が無いと言いたい。夜は黒人二人のフロント。この件をＹ嬢に電話すると、それは人種差別だと。しかし、人種の前に仕事の責任を果たすべきでは？と小生は思うが・・・。映画のあの「HELP」の時代の事を思い出せば黒人は責任感がある仕事ができるハズだが・・・。３度目にフロントに降りて、まだ開かないと言うと結局、セキュリティを呼び調べて貰うと同室の下田君が室内から施錠をしているから、カードキーが効かないとの事。特殊鍵で開けて貰った。下田君は寝たまま。ホントにまぁー。その件でＹ嬢に電話して一旦切った後、部屋に入り再度電話した。すると、タケシ、運転中、携帯で通話していたのでパトカーに捕まったと・・・。あらまぁー、僕ら二人はサンフランシスコと沖縄でとんでもない事態に・・・。しかし、警察も運転中の携帯電話を取り調べるなら、小生が毎日乗っている三和タクシーを始めほとんどのタクシーが運転中に携帯を使用している。彼らは乗客の安全を預かっている。まぁ警察官僚というのは、市民の為になるべき事を行うより、適当にほんのささいな事を摘発して仕事をしていると勘違いしている所がある。子供たちから尊敬された「おまわりさん」像には程遠い。しばらくしてＹ嬢にTEL。彼女は面倒臭くなり免許証を警官に渡したまま帰宅したらしい。その後、警官がアパートに尋ねて来たらしいが、無視したと。立派！と本音では言いたいケド・・・。

6月２０日（水）
昨晩はトラブルで遅かったが、0630起床。0700下田君がモーニングコールで起きる。身支度を済ませ、昨晩の件を話すと、気づかず悪かったと軽く謝り、笑っている。まぁ、他人事だからネ。８時過ぎに彼はオプショナルツアー参加の為、先に部屋を出る。0930川副君が僕ら３名（みどりさん、マミーさん）を迎えに来た。彼の会社の近くで分譲マンション（コンドミニアム）のモデルルームが公開されているので、内装デザインの参考に見学させて貰う事になった。１時間程車を走らせONE MARINAの開発の工事現場に着く。一棟戸建は無く、連棟式のタウンハウスや２～３階建てのコンドミニアムがヨットハーバーを取り囲んで配置されている。価格は50～60万ドル。広さは1200～1450sqft（34～41坪）。安くはない。その後市内に戻り我々３名はホテルの近くで昼食。女性二人はブランドshop巡り。僕はSanFranciscoCentreの３階にあるHOLLISTERへ。Ｙ嬢が欲しがっていたJEANSを２本にピンクのＴシャツに白のショートパンツを買う。全て一番サイズの小さなもの（XS、00）を買ったがこんなに細いので大丈夫かいな？他に買い物に興味も無いし、サンフランシスコは過去に７～８回は来ているし、ホテルに戻り、原稿を書いたりと・・・。
1915ホテルロビー集合。川副君は会社の仕事を片付け、既に待っている。歩いてSanFranciscoCentreの４階にあるシンガポールレストランに。エスカレーターで上っていくと、３階にHOLLISTERが見えたので、ショートパンツのサイズが00では余りに細いのではと心配してサイズ１のピンクとピンクと白のストライプのサマーセーターを買う。ついでに自分用の白のＴシャツを１枚。
さて、今回のツアー最後のシンガポールレストラン。BGMがうるさく、味は品川駅向かいのパシフィックホテルの一角にあったシンガポールレストランに遠く及ばず。パシフィックホテル東京は社長兼総支配人だった玉井氏が友人だったので東京出張時の常宿にしていた。シンガポールレストランは川端さん（元NHK沖縄局長）のお気に入りだったので、何度か二人で食事した事があった。親会社の京浜急行が再開発を決め、玉井さんは母校の立教大学の教授に転身。レストランはどうなったのやら。小生の東京常宿は未だ決まらず。21時過ぎに皆でラストナイトの乾杯をしてホテルに戻る。外は寒いこと。サンフランシスコは昼は暑く、夜は寒い。こりゃ大変だ。

6月２１日（木）
0630起床。熱いお湯でパッとシャワーを浴び軽い体操。0800下田君とロビーのスターバックスでコーヒーを買い、部屋でNHKニュースを見る。0915ロビーにて皆の旅行ケースとゴルフバックを迎えの車に積み込む。川副君とは空港で待ち合わせなので小生がベルキャプテンに指示をし、チップを＄20渡す。SanFranciscoAirportに着くと川副君が待っていてチェックインの手伝いをしてくれる。彼はここ迄。皆と握手をして別れる。この６日間。本当に世話になった。支店長だから時間の融通を利かせたかもしれないが、彼の人徳の成せる業だ。出国審査の厳しいこと。靴やベルトを脱ぐのは当然。Ｘ線でHoldupの格好をして調べられるのだ。9.11のテロ以来しょうがないと言えばしょうが無い。10分遅れて1235ＡＮＡ0007便にてＳＦ発。僕と呉屋君は食前にジントニックを一杯。食中は白に赤ワイン。機内で寝てしまうと帰国後寝れないので映画鑑賞。韓国（青い塩）、ハリウッド（君への誓い）、イタリア（カストラート）、中国（高海抜の恋）と４本を立て続けに。イヤァー、皆良かった。
　
6月２２日（金）
日本時間1525成田着。一旦手荷物を受け取り、入国及び税関検査は日本人はすんなりとＯＫ。一旦皆で搭乗口カウンターへ移動して待合室へ。呉屋君が、さてビールでも飲もうかとの誘い。1755ＡＮＡにて成田発。2110、25分遅れで那覇空港着。しかし、最近の全日空は遅れることが多い。以前のＪＡＬと似てきた。荷物の受け取りカウンターは皆大きな旅行ケースにゴルフバック。僕のが中々出てこない。皆も疲れているのでお先にどうぞと。小生ひとり待つのであった。やっと出てきた。タクシーで帰宅。Ｙ嬢が開口一番、遅い！と。ゴメンと謝るが、全日空に言って欲しいネ。しかし、ホリスターのジーンズやショートパンツ、Ｔシャツでカワイイー！カンドーとひとり叫んで、ワインの乾杯もそりゃ元気。今朝サンフランシスコで朝0630に起きて、もう24時間寝ずのまま。もうしばらく起きる事になるが・・・。

6月２３日（土）
午前中は荷物の片付けやら洗濯やら、主夫は帰国しても大忙し。メールや電話が多い。1400出社。サラダマンションの契約の段取り。1500６階のＫ様来社、打合せ。同じ時間に埼玉県のＩ様Ｓ様のご家族来社。担当の松本がサンプルやらカタログを広げて説明。確認後めでたく二世帯住宅のご契約。小生が挨拶するとお父様曰く。イヤァー、社長。同世代（昭和22年生まれですと）の者として、あの放浪は羨ましいと思いました。そして、よく会社を創業してここ迄来られましたネと。Ｔ＆Ｔと契約したのは、それが半分の理由ですヨと。嬉しいですネー。当然、松本の事もホメて頂いた。しっかりと良い住宅を建てねば罰が当たるというもんです。フランスのボルドーワインが３本届いていたので、２本をご契約のお祝いに進呈！！夕方帰宅。自宅でＴＶニュースや雑誌を見ているとウトウト・・・。10時過ぎにはそのままソファーで寝ました。

6月２４日（日）
深夜0130。目が覚めるが時計を見て又寝る。ところが0330又目が覚める。サンフランシスコ時間は朝の1130だ。えーい起きてしまえとガバッ！僕がサンフランシスコに行っている間にY嬢が我が家の掃除、片づけをしてくれたのは有難いが、何しろこのヒト捨てる事は超名人！小生が必要なモノ迄ためらい無く捨てる。以前、結構金目の物をカウンターやらあちこちに置いてあったのを出張中に思い切り捨てられた事がある。確かに整理とは要らないモノを捨てること。で、今回は余り捨ててないヨ・・・と昨晩言ってた。ところが今朝起きてえっあれは？と。結局携帯に連絡して確認する必要が・・・。
今日は日曜なので、当人は午前中は礼拝だ。0930迄６時間汗だくになり整理整頓。この家に入居して11年、こんな大掛かりな片付けは初めてだ。シャワーを浴び、1015出社。ブラッキーと早速散歩に。机には書類が山積みだ。1500一旦マッサージへ。ゴルフの後の肩と腰を揉んで貰い1630帰社。さて仕事。そういえば朝食はコーヒーにＮＡＰＡで買ったワイン用のクラッカーを２枚。流石にヒモジイ・・・。ブラッキーと散歩の後1810退社。映画館へ行こうと思ったが、そのまま1900帰宅。10時過ぎにはソファーで寝てもうた・・・。