8月の映画鑑賞記
子供の頃から映画大好き人間。業界では知る人ぞ知る。中3の高校受験の時は、月に50本を見た事も。今でも年に50~60回は映画館に足を運ぶ。
1.「映画 立川談志」
落語家立川談志の一周忌プロジェクトとしてのドキュメンタリー映画。個人的には談志は特に好きというわけではない。以前、友人の神谷さん(館林)と銀座で飲んだ時に、神谷さんが談志の弟子の談四楼さんを呼んだ。、談志が参議員で沖縄担当政務次官の時に初めて来沖した際、酔っ払って空港に立ち降り、インタビューで暴言を吐いた事は許せヌと言ったら、談四楼さんは師匠の事を平謝りしてた。さて、2006年に12月2日に三鷹市公会堂での「芝浜」の収録が売りだが、確かに聴かせる。しかし、NHKがドキュメンタリーで談志特集をやりそうな映画。これで2千円とはチト高いのではと感ずるのは小生のみか…。
★★
2.「風立ちぬ」
宮崎駿監督作品だから大ヒットは約束されているようなものだが、今回はお得意のファンタジーではなく、実在した堀越二郎がモデル。第二次世界大戦で1940年から三年間、圧倒的な勝利を誇ったゼロ戦の設計者である。僕が小学生の頃、毎月楽しみにしていた少年月刊誌に時々ゼロ戦が特集されたが、それは撃堕王坂井三郎で設計者の事は知らなった。そして、もう一人、同じく大正から昭和の激動期を文学に生きた堀辰雄を一緒にして映画の中では“二郎”という主人公を作り上げた。
薄幸の美少女菜穂子との純愛と死別。当時の結核は死を意味するが、彼女の髪が風に揺れるシーンは胸がキュンとくる。しかし、大正の関東大震災から昭和の戦争を経験した当時の日本人は、貧しいがなんと凛とした国民であったのかと感動する。みどりの多い日本の風土も又そうだ。この映画は子供には難しいかもしれない。しかし、親子で鑑賞して日本人としての生き方を共に学ぶべきだ。
★★★★★
3.「冒険者たち」仏.67
過去の名作を集めた「午前十時の映画祭」でこの映画が上映されたので懐かしく観た。当時、日本で人気絶頂のアラン・ドロンとギャングスターのリノ・バンチュラが熱い男の友情を演ずる。アラン・ドロンはパイロット、パリの凱旋門をセスナでくぐろうとする。リノ・バンチュラはレーシングカーのエンジンを発明しようとする。そんな彼等に、若い芸術家の卵ジョアンナ・シムカスが絡む。3名共、それぞれの夢が破れるが、コンゴ(アフリカ)海岸の沖に金持ちを乗せた飛行機が墜落し、彼の所有していた財宝が沈んでいると聞き、早速コンゴに飛ぶ。そこで待ち受けていたのは・・・。
僕が初めて見たのが、青春真っ盛りの高校生。ジョアンナ・シムカスの魅力に惚れたモンだ。しかし、財宝を探しあてた後のストーリーはほとんど忘れてた。この映画の真の主役はリノ・バンチュラだ。真の男の優しさにジョアンナ・シムカスが・・・。カップルにお勧めです!
★★★★★
4.「ローンレンジャー」
パイレーツ・オブ・カリビアンの製作者がジョニー・デップと組んだ最新作。僕が小学生の頃、白黒TVがまだ一般家庭には余り普及してない頃、パッカ・パカ・パッカと小気味の良いテンポのBGMで、「ハイヨーッ、シルバー」と白馬にまたがり、悪を倒すローンレンジャーは大人気だった。相棒はインディアンのトント。勿論ジョニー・デップが怪しげに演ずる。この男、まともな役よりはこの手がハマリ役。まあ、確かにラストの10分間の列車での大活撃は見て楽しい。
★★★
5.「モンスター・ユニバーシティ」
まさかボクがこの映画を見に行くなんてネ。ガールフレンドが面白いハズと旧盆に連れて行かれた。まあ、子供がいっぱい。子供を恐がらせるのがモンスターの仕事。その為の大学とは発想が面白い。
ひとつ目のマイクにゴリラ(?)の化身のサリー。最初は仲が悪いが、その内に力を合わせて…と。さて、無事に卒業証書を貰えるのかとまあ楽しいアニメ。
★★★
6.「マン・オブ・スティール」
このタイトルではピンと来ないが、ご存知スーパーマンの新シリーズだ。しかし、製作と原案があの「バットマン」をダークナイト3部作に作り変えたクリストファー・ノーランと来たら、やはり今回のスーパーマンは、人生に悩みというか、映画の色調がノーラン流で暗い。僕が小学生の頃白黒TVで見たスーパーマンシリーズは、まあ新聞社に勤めるアメリカの明るい好青年クラーク・ケントが難事件を解決するコミカルなヒーローだった。最初の映画化もそうであった。実の父親がマーロン・ブランドと、大物俳優が演じ重みを与えるのは今回のラッセル・クロウと重なる。地球での育ての両親はケビン・コスナーとダイアン・レイン。2時間半近くの後半はCGを駆使して、まあ超高速のアクションシーン。ニューヨークは壊滅状態である。女性は追いていけるかなァー。男性には勧めるが。
★★★★
1.「映画 立川談志」
落語家立川談志の一周忌プロジェクトとしてのドキュメンタリー映画。個人的には談志は特に好きというわけではない。以前、友人の神谷さん(館林)と銀座で飲んだ時に、神谷さんが談志の弟子の談四楼さんを呼んだ。、談志が参議員で沖縄担当政務次官の時に初めて来沖した際、酔っ払って空港に立ち降り、インタビューで暴言を吐いた事は許せヌと言ったら、談四楼さんは師匠の事を平謝りしてた。さて、2006年に12月2日に三鷹市公会堂での「芝浜」の収録が売りだが、確かに聴かせる。しかし、NHKがドキュメンタリーで談志特集をやりそうな映画。これで2千円とはチト高いのではと感ずるのは小生のみか…。
★★
2.「風立ちぬ」
宮崎駿監督作品だから大ヒットは約束されているようなものだが、今回はお得意のファンタジーではなく、実在した堀越二郎がモデル。第二次世界大戦で1940年から三年間、圧倒的な勝利を誇ったゼロ戦の設計者である。僕が小学生の頃、毎月楽しみにしていた少年月刊誌に時々ゼロ戦が特集されたが、それは撃堕王坂井三郎で設計者の事は知らなった。そして、もう一人、同じく大正から昭和の激動期を文学に生きた堀辰雄を一緒にして映画の中では“二郎”という主人公を作り上げた。
薄幸の美少女菜穂子との純愛と死別。当時の結核は死を意味するが、彼女の髪が風に揺れるシーンは胸がキュンとくる。しかし、大正の関東大震災から昭和の戦争を経験した当時の日本人は、貧しいがなんと凛とした国民であったのかと感動する。みどりの多い日本の風土も又そうだ。この映画は子供には難しいかもしれない。しかし、親子で鑑賞して日本人としての生き方を共に学ぶべきだ。
★★★★★
3.「冒険者たち」仏.67
過去の名作を集めた「午前十時の映画祭」でこの映画が上映されたので懐かしく観た。当時、日本で人気絶頂のアラン・ドロンとギャングスターのリノ・バンチュラが熱い男の友情を演ずる。アラン・ドロンはパイロット、パリの凱旋門をセスナでくぐろうとする。リノ・バンチュラはレーシングカーのエンジンを発明しようとする。そんな彼等に、若い芸術家の卵ジョアンナ・シムカスが絡む。3名共、それぞれの夢が破れるが、コンゴ(アフリカ)海岸の沖に金持ちを乗せた飛行機が墜落し、彼の所有していた財宝が沈んでいると聞き、早速コンゴに飛ぶ。そこで待ち受けていたのは・・・。
僕が初めて見たのが、青春真っ盛りの高校生。ジョアンナ・シムカスの魅力に惚れたモンだ。しかし、財宝を探しあてた後のストーリーはほとんど忘れてた。この映画の真の主役はリノ・バンチュラだ。真の男の優しさにジョアンナ・シムカスが・・・。カップルにお勧めです!
★★★★★
4.「ローンレンジャー」
パイレーツ・オブ・カリビアンの製作者がジョニー・デップと組んだ最新作。僕が小学生の頃、白黒TVがまだ一般家庭には余り普及してない頃、パッカ・パカ・パッカと小気味の良いテンポのBGMで、「ハイヨーッ、シルバー」と白馬にまたがり、悪を倒すローンレンジャーは大人気だった。相棒はインディアンのトント。勿論ジョニー・デップが怪しげに演ずる。この男、まともな役よりはこの手がハマリ役。まあ、確かにラストの10分間の列車での大活撃は見て楽しい。
★★★
5.「モンスター・ユニバーシティ」
まさかボクがこの映画を見に行くなんてネ。ガールフレンドが面白いハズと旧盆に連れて行かれた。まあ、子供がいっぱい。子供を恐がらせるのがモンスターの仕事。その為の大学とは発想が面白い。
ひとつ目のマイクにゴリラ(?)の化身のサリー。最初は仲が悪いが、その内に力を合わせて…と。さて、無事に卒業証書を貰えるのかとまあ楽しいアニメ。
★★★
6.「マン・オブ・スティール」
このタイトルではピンと来ないが、ご存知スーパーマンの新シリーズだ。しかし、製作と原案があの「バットマン」をダークナイト3部作に作り変えたクリストファー・ノーランと来たら、やはり今回のスーパーマンは、人生に悩みというか、映画の色調がノーラン流で暗い。僕が小学生の頃白黒TVで見たスーパーマンシリーズは、まあ新聞社に勤めるアメリカの明るい好青年クラーク・ケントが難事件を解決するコミカルなヒーローだった。最初の映画化もそうであった。実の父親がマーロン・ブランドと、大物俳優が演じ重みを与えるのは今回のラッセル・クロウと重なる。地球での育ての両親はケビン・コスナーとダイアン・レイン。2時間半近くの後半はCGを駆使して、まあ超高速のアクションシーン。ニューヨークは壊滅状態である。女性は追いていけるかなァー。男性には勧めるが。
★★★★
2013年08月31日 09:30