2016年5月 映画鑑賞記
子供の頃から映画大好き人間。業界では知る人ぞ知る。中3の高校受験の時は、月に50本を見た事も。今でも年に50~60回は映画館に足を運ぶ。
評価)
★★★★★ 傑作。見逃すと後悔するぞ!
★★★★ お勧め!映画館に走ろう!
★★★ それなりに面白い。
★★ お暇ならどうぞ。
★ 金と時間のムダ。
4.「ルーム」カナダ・アイルランド(2016)
主演のブリー・ラーソンがこの映画で本年度のアカデミー主演女優賞。
高校生の時に誘拐され、そのまま「部屋(ルーム)」に監禁。犯人の子を産み、男の子ジャックは「部屋」のみが唯一の世界。
ジャックが5歳になった時、母はある策を用いジャックを脱走させようとする。そして、偶然もありうまくいき、犯人は捕まる。メデたしで終わらずこの後からの物語がこの映画の真価だろう。家に戻ると、母と父は離婚。父の冷たい眼。母と一緒に住んでいる男。マスコミと世間の目…。
しかし、5歳の男の子を演じる子役の演技が圧巻。しかし、主演女優賞とは…ネェー。
★★★★
3.「クーパー家の晩餐会」米(2015)
1年に1度、クリスマスに集まったクーパー家の面々。
皆、笑顔だがその裏に実は…。
ひとりひとりが離婚、不倫、失業、万引き等の問題を抱え、さて、無事楽しいクリスマスを終えることが出来るか…!?
ウェイトレス役のアマンダ・セイフライド(レ・ミゼラブル)が出演したのが不思議。
★★
2.「これが私の人生設計」伊(2016)
久しぶりのイタリア映画。山奥の小さな村の出身の女の子がイタリアの大学を出て、世界各地の大学院で建築のマスターを修める。ロンドンで大きな現場監理を順調に終えた後、故郷イタリアに戻るが小さな仕事ばかり。そんな或る日、ローマ市の設計コンペに応募することにした。しかし、イタリアは特にこの業界は男社会。そこで彼女が取った手段とは?
コミカルに描くが、しかし、イタリア人はよく叫ぶなァー。
★★★
1.「スポットライト/世紀のスクープ」米(2016)
2001年の夏、ボストン・グローグ紙に親会社ニューヨーク・タイムズから新しいユダヤ人編集局長が就任する。地元にしがらみの無い彼は、現在取材中の内、神父の児童への性的虐待事件に注目し、深く取材しろと指示する。ボストンはカトリック教会が深く根を張り同紙の読者も過半数がカトリック信者。
地元の検察・警察は教会を事件として取り上げたくない。「スポットライト」という特集記事を担当する4名のチームが、暗闇の中の真実をどのように探り当てていくのか。そこにあの9.11テロ事件が起こるが、チームはじっと時を待つ。トム・マッカーシー監督が真実を伝えるマスコミの姿勢を正面から描く。脚本賞受賞も納得。しかし、カトリックの神父の6%が児童への性的虐待の加害者で、2002年1月にこの記事が報道された後、全世界の約250の都市で同じような被害があったとは驚き。聖職の聖の字が違うか・・・。
この作品がアカデミー賞を受賞した翌日に、バチカンの紙面には「本作が被害者の痛みを世に広めた」と賞賛したというが、さて!?
★★★★
評価)
★★★★★ 傑作。見逃すと後悔するぞ!
★★★★ お勧め!映画館に走ろう!
★★★ それなりに面白い。
★★ お暇ならどうぞ。
★ 金と時間のムダ。
4.「ルーム」カナダ・アイルランド(2016)
主演のブリー・ラーソンがこの映画で本年度のアカデミー主演女優賞。
高校生の時に誘拐され、そのまま「部屋(ルーム)」に監禁。犯人の子を産み、男の子ジャックは「部屋」のみが唯一の世界。
ジャックが5歳になった時、母はある策を用いジャックを脱走させようとする。そして、偶然もありうまくいき、犯人は捕まる。メデたしで終わらずこの後からの物語がこの映画の真価だろう。家に戻ると、母と父は離婚。父の冷たい眼。母と一緒に住んでいる男。マスコミと世間の目…。
しかし、5歳の男の子を演じる子役の演技が圧巻。しかし、主演女優賞とは…ネェー。
★★★★
3.「クーパー家の晩餐会」米(2015)
1年に1度、クリスマスに集まったクーパー家の面々。
皆、笑顔だがその裏に実は…。
ひとりひとりが離婚、不倫、失業、万引き等の問題を抱え、さて、無事楽しいクリスマスを終えることが出来るか…!?
ウェイトレス役のアマンダ・セイフライド(レ・ミゼラブル)が出演したのが不思議。
★★
2.「これが私の人生設計」伊(2016)
久しぶりのイタリア映画。山奥の小さな村の出身の女の子がイタリアの大学を出て、世界各地の大学院で建築のマスターを修める。ロンドンで大きな現場監理を順調に終えた後、故郷イタリアに戻るが小さな仕事ばかり。そんな或る日、ローマ市の設計コンペに応募することにした。しかし、イタリアは特にこの業界は男社会。そこで彼女が取った手段とは?
コミカルに描くが、しかし、イタリア人はよく叫ぶなァー。
★★★
1.「スポットライト/世紀のスクープ」米(2016)
2001年の夏、ボストン・グローグ紙に親会社ニューヨーク・タイムズから新しいユダヤ人編集局長が就任する。地元にしがらみの無い彼は、現在取材中の内、神父の児童への性的虐待事件に注目し、深く取材しろと指示する。ボストンはカトリック教会が深く根を張り同紙の読者も過半数がカトリック信者。
地元の検察・警察は教会を事件として取り上げたくない。「スポットライト」という特集記事を担当する4名のチームが、暗闇の中の真実をどのように探り当てていくのか。そこにあの9.11テロ事件が起こるが、チームはじっと時を待つ。トム・マッカーシー監督が真実を伝えるマスコミの姿勢を正面から描く。脚本賞受賞も納得。しかし、カトリックの神父の6%が児童への性的虐待の加害者で、2002年1月にこの記事が報道された後、全世界の約250の都市で同じような被害があったとは驚き。聖職の聖の字が違うか・・・。
この作品がアカデミー賞を受賞した翌日に、バチカンの紙面には「本作が被害者の痛みを世に広めた」と賞賛したというが、さて!?
★★★★
2016年05月31日 11:50