2016年 9月 映画鑑賞記
子供の頃から映画大好き人間。業界では知る人ぞ知る。中3の高校受験の時は、月に50本を見た事も。今でも年に50~60回は映画館に足を運ぶ。
評価)
★★★★★ 傑作。見逃すと後悔するぞ!
★★★★ お勧め!映画館に走ろう!
★★★ それなりに面白い。
★★ お暇ならどうぞ。
★ 金と時間のムダ。
4.「ハドソン川の奇跡」
2009年1月15日、ニューヨーク・ラガーディア空港を午後3時25分に飛び立った飛行機が離陸直後に野生のカナダガンが両エンジンに飛び込むバードショック。サリー機長はハドソン川に着水する決断を下す。見事成功するが、機体は沈みつつ極寒のニューヨーク。しかし、連絡船が直ぐに駆け付け155人の乗客乗員全員が生存という“奇跡の生還劇”。暗い話題が続いたニューヨーク市民、全米の国民が機長を“英雄”と讃える。
つい先日のNHKの「アナザーストーリー」でも紹介されたよく知られている話。
しかし、監督クリント・イーストウッドはその英雄サレンバーガー機長が、近くの空港に緊急着陸できたのに、何故危険な洋上着水を選んだかと航空安全調査局から容疑者として委員会にかけられる。英雄が被疑者にされてしまう恐さ。
86才のイーストウッド監督が15年程若ければ自ら演じたであろう機長役は名優トム・ハンクス。
「我々は自分の仕事をしただけだ」と機長のことば。この映画はイーストウッドだからこその作品。終わっても席を立ってはならない。
機長と当時の乗客、乗員が集まり機長のスピーチがあるのだ。小生、それを見て席を立って帰り際又振り向いた。もうひとつのサプライズが・・・。最後の主題歌が流れる迄楽しみに。
★★★★★
3.「君の名は。」
僕の母親の世代が、ラジオでそして映画の佐田啓二、岸恵子のコンビに夢中になった「君の名は」。
銀座 数寄屋橋でのすれ違いやらメロドラマの本流だ。
この映画、東京と片田舎の遠く離れた高校生の男女の身体がある日急に入れ替わる。戸惑いながらも徐々に慣れていく二人だが、しかし、記憶は長く持たない。1000年に1度の彗星が地球上空に現れ、それがぶつかり女の子が住む田舎に落下して町民全てが亡くなることを霊感で感じ、皆に避難を呼びかけるが、親しい友人二人以外は信用しない。
青春純愛物語が彗星激突のSFになるかと思いきや、場面は、年月がたち二人は社会人となり東京で働いている。お互いに名を忘れた相手を探し求めるが…。ラスト「君の名は?」。
監督の新海 誠はまだ40代。宮崎駿には及ばずとも、風景の絵が上手い。特に雪のシーンは素晴らしい。吹き替えも良し。ディズニーのジャングルブック吹き替えにガッカリしていたので尚更。この映画、封切り1ヵ月で配収100億円を超えたとのこと。スタジオジブリ以外のアニメでは初めてらしい。今後もこの監督に期待したいがもう少し人物の絵がネェー。
★★★★
2.「帰ってきた ヒトラー」 独
参ったネ、この映画にはと思ったら原作が2012年にドイツで200万部の大ベストセラー。
第2次世界大戦終了間際に自殺したヒトラー。歴史上極悪の指導者として知られる彼が、どういうわけか現代に甦る。リストラされたテレビマンと偶然出会い、彼が局に戻る為に仕組んだ事からTVに生出演。
さて、ヒトラーの「モノマネ芸人?」かと怪しまれるが、とんでもない演説をブツ。
最初は面白半分に聞いていた視聴者だが、元々ヒトラーは演説上手。それが、現代のネット社会でまたたく間に人気者に。皆は未だ気付いていない。彼が恐ろしい、本物のヒトラーだという事を。
★★★
1.「キング・オブ・エジプト」
古代エジプトの神の争いの物語。その当時の神は人間の2倍程の大きさで人間と共に暮らし、王として君臨している。太陽の神の息子二人の内長男はナイルを治め、次男は砂漠を治める事を父から命じられる。ナイルの王はその息子ホルスに王位を譲るその載冠式に、砂漠を治める弟の王が大軍を率いて、兄を殺し、ホルスの両目をくり抜き、自らが王になる。
そこに、チンピラ盗っ人がからみ、ホルスを助ける。火を吹く大蛇やスフィンクスの謎解き等古代エジプトのジェットコースター映画。余り理屈をこねずに単純に楽しく観よう。
★★★
評価)
★★★★★ 傑作。見逃すと後悔するぞ!
★★★★ お勧め!映画館に走ろう!
★★★ それなりに面白い。
★★ お暇ならどうぞ。
★ 金と時間のムダ。
4.「ハドソン川の奇跡」
2009年1月15日、ニューヨーク・ラガーディア空港を午後3時25分に飛び立った飛行機が離陸直後に野生のカナダガンが両エンジンに飛び込むバードショック。サリー機長はハドソン川に着水する決断を下す。見事成功するが、機体は沈みつつ極寒のニューヨーク。しかし、連絡船が直ぐに駆け付け155人の乗客乗員全員が生存という“奇跡の生還劇”。暗い話題が続いたニューヨーク市民、全米の国民が機長を“英雄”と讃える。
つい先日のNHKの「アナザーストーリー」でも紹介されたよく知られている話。
しかし、監督クリント・イーストウッドはその英雄サレンバーガー機長が、近くの空港に緊急着陸できたのに、何故危険な洋上着水を選んだかと航空安全調査局から容疑者として委員会にかけられる。英雄が被疑者にされてしまう恐さ。
86才のイーストウッド監督が15年程若ければ自ら演じたであろう機長役は名優トム・ハンクス。
「我々は自分の仕事をしただけだ」と機長のことば。この映画はイーストウッドだからこその作品。終わっても席を立ってはならない。
機長と当時の乗客、乗員が集まり機長のスピーチがあるのだ。小生、それを見て席を立って帰り際又振り向いた。もうひとつのサプライズが・・・。最後の主題歌が流れる迄楽しみに。
★★★★★
3.「君の名は。」
僕の母親の世代が、ラジオでそして映画の佐田啓二、岸恵子のコンビに夢中になった「君の名は」。
銀座 数寄屋橋でのすれ違いやらメロドラマの本流だ。
この映画、東京と片田舎の遠く離れた高校生の男女の身体がある日急に入れ替わる。戸惑いながらも徐々に慣れていく二人だが、しかし、記憶は長く持たない。1000年に1度の彗星が地球上空に現れ、それがぶつかり女の子が住む田舎に落下して町民全てが亡くなることを霊感で感じ、皆に避難を呼びかけるが、親しい友人二人以外は信用しない。
青春純愛物語が彗星激突のSFになるかと思いきや、場面は、年月がたち二人は社会人となり東京で働いている。お互いに名を忘れた相手を探し求めるが…。ラスト「君の名は?」。
監督の新海 誠はまだ40代。宮崎駿には及ばずとも、風景の絵が上手い。特に雪のシーンは素晴らしい。吹き替えも良し。ディズニーのジャングルブック吹き替えにガッカリしていたので尚更。この映画、封切り1ヵ月で配収100億円を超えたとのこと。スタジオジブリ以外のアニメでは初めてらしい。今後もこの監督に期待したいがもう少し人物の絵がネェー。
★★★★
2.「帰ってきた ヒトラー」 独
参ったネ、この映画にはと思ったら原作が2012年にドイツで200万部の大ベストセラー。
第2次世界大戦終了間際に自殺したヒトラー。歴史上極悪の指導者として知られる彼が、どういうわけか現代に甦る。リストラされたテレビマンと偶然出会い、彼が局に戻る為に仕組んだ事からTVに生出演。
さて、ヒトラーの「モノマネ芸人?」かと怪しまれるが、とんでもない演説をブツ。
最初は面白半分に聞いていた視聴者だが、元々ヒトラーは演説上手。それが、現代のネット社会でまたたく間に人気者に。皆は未だ気付いていない。彼が恐ろしい、本物のヒトラーだという事を。
★★★
1.「キング・オブ・エジプト」
古代エジプトの神の争いの物語。その当時の神は人間の2倍程の大きさで人間と共に暮らし、王として君臨している。太陽の神の息子二人の内長男はナイルを治め、次男は砂漠を治める事を父から命じられる。ナイルの王はその息子ホルスに王位を譲るその載冠式に、砂漠を治める弟の王が大軍を率いて、兄を殺し、ホルスの両目をくり抜き、自らが王になる。
そこに、チンピラ盗っ人がからみ、ホルスを助ける。火を吹く大蛇やスフィンクスの謎解き等古代エジプトのジェットコースター映画。余り理屈をこねずに単純に楽しく観よう。
★★★
2016年09月23日 11:32