2017年 6月 映画鑑賞記
子供の頃から映画大好き人間。業界では知る人ぞ知る。中3の高校受験の時は、月に50本を見た事も。今でも年に50~60回は映画館に足を運ぶ。
評価)
★★★★★ 傑作。見逃すと後悔するぞ!
★★★★ お勧め!映画館に走ろう!
★★★ それなりに面白い。
★★ お暇ならどうぞ。
★ 金と時間のムダ。
3. 「美女と野獣」米(2017)
ディズニーのアニメ版は’91年。アニメと言えど大人が見ても大変面白かった。
さて、今回は実写版。期待を裏切らない素晴らしい出来!これぞ映画。
貧しい美女ベル役にハリー・ポッターのあの女の子のエマ・ワトソン。配役を聞いた時には驚いたが、彼女は素晴らしい歌唱力で観客を魅了する。
映画の冒頭、王子が舞踏会に物乞いに来た老婆を冷たくあしらうと、実は老婆は魔女で王子を野獣に変えてしまう。バラを一輪置き、このバラの花びらが全て散る前に、誰かを愛し、そして愛されなければ永遠に野獣のままという呪いをかけて去る。原作はフランス。
王子に仕える者達も、家具や雑貨に姿を変えられてしまう。さて、いかにして美女と野獣が出会い、何故、黄色いドレスでダンスを踊ることになったのか。
この映画は日本語吹き替えでは絶対ダメ。それはもう別の映画になる。
何しろ、名優エマ・トンプソン、ユアン・マクレガーが人間として出るのはラストのみ。
それ迄の声の演技力に脱帽。老若男女、子供達よ映画館に走れ!
★★★★★
2.「光」日本(2017)
監督・脚本は河瀬直美。カンヌ国際映画祭では常連で、つい最近もこの映画の為主演の永瀬と共にカンヌに居たようだ。
以前、この女性監督の作品を見て途中で席を立ったが…。
今回の物語は、視力を失いゆくカメラマン(永瀬正敏)は、ある映画の音声ガイド(視覚障害者向けのナレーション。こんな仕事があるとは知らなんだ)の若い女性と、映画の表現を巡って口論になるが…。
カメラマンが彼女に言ったひと言「押しつけがましい」。その言葉をそっくりこの監督に言いたい。
永瀬の「眼」の演技は素晴らしいが…。
★★
1.「午後8時の訪問者」 仏(2016)
カンヌ映画祭が終わったばかりだが、2度もパルムドール大賞を獲得したジャン・ピエール&リュック・ダルデンス監督作品。小さな診療所で様々な患者を治療する若き女医ジョニー。
或る日、午後8時にベルが鳴り、研修医が応答しようとするのを、時間が遅いからと止める。
しかしその翌日、身元不明の若い黒人の女性の遺体が見つかる。
事故か殺人か、警察の捜査が始まる。ジョニーはもしドアベルに応えていたら、彼女を救えていたのではと悔やみ自ら女性の身元を割り出そうと動くが…。
しかしネェ、サスペンスとしての緊張感には欠けるし、ヘランスの映画の理屈には面白味が…!?
★★
評価)
★★★★★ 傑作。見逃すと後悔するぞ!
★★★★ お勧め!映画館に走ろう!
★★★ それなりに面白い。
★★ お暇ならどうぞ。
★ 金と時間のムダ。
3. 「美女と野獣」米(2017)
ディズニーのアニメ版は’91年。アニメと言えど大人が見ても大変面白かった。
さて、今回は実写版。期待を裏切らない素晴らしい出来!これぞ映画。
貧しい美女ベル役にハリー・ポッターのあの女の子のエマ・ワトソン。配役を聞いた時には驚いたが、彼女は素晴らしい歌唱力で観客を魅了する。
映画の冒頭、王子が舞踏会に物乞いに来た老婆を冷たくあしらうと、実は老婆は魔女で王子を野獣に変えてしまう。バラを一輪置き、このバラの花びらが全て散る前に、誰かを愛し、そして愛されなければ永遠に野獣のままという呪いをかけて去る。原作はフランス。
王子に仕える者達も、家具や雑貨に姿を変えられてしまう。さて、いかにして美女と野獣が出会い、何故、黄色いドレスでダンスを踊ることになったのか。
この映画は日本語吹き替えでは絶対ダメ。それはもう別の映画になる。
何しろ、名優エマ・トンプソン、ユアン・マクレガーが人間として出るのはラストのみ。
それ迄の声の演技力に脱帽。老若男女、子供達よ映画館に走れ!
★★★★★
2.「光」日本(2017)
監督・脚本は河瀬直美。カンヌ国際映画祭では常連で、つい最近もこの映画の為主演の永瀬と共にカンヌに居たようだ。
以前、この女性監督の作品を見て途中で席を立ったが…。
今回の物語は、視力を失いゆくカメラマン(永瀬正敏)は、ある映画の音声ガイド(視覚障害者向けのナレーション。こんな仕事があるとは知らなんだ)の若い女性と、映画の表現を巡って口論になるが…。
カメラマンが彼女に言ったひと言「押しつけがましい」。その言葉をそっくりこの監督に言いたい。
永瀬の「眼」の演技は素晴らしいが…。
★★
1.「午後8時の訪問者」 仏(2016)
カンヌ映画祭が終わったばかりだが、2度もパルムドール大賞を獲得したジャン・ピエール&リュック・ダルデンス監督作品。小さな診療所で様々な患者を治療する若き女医ジョニー。
或る日、午後8時にベルが鳴り、研修医が応答しようとするのを、時間が遅いからと止める。
しかしその翌日、身元不明の若い黒人の女性の遺体が見つかる。
事故か殺人か、警察の捜査が始まる。ジョニーはもしドアベルに応えていたら、彼女を救えていたのではと悔やみ自ら女性の身元を割り出そうと動くが…。
しかしネェ、サスペンスとしての緊張感には欠けるし、ヘランスの映画の理屈には面白味が…!?
★★
2017年06月16日 12:21